HALF SCREEN
                    DSシリーズ

工場・ビル向け低濃度細目スクリーン
スクリーン(固液分離装置) 産業廃水
公称長さ300㎜の2組のプレートを交互に配置させ入り口側から出口に向かって傾斜させ構成したろ過部を連続的に平行運動を行うことで、出口方向に固形物を搬送すると同時に目詰まりすることなく連続的に固液分離させることが出来る。この時、一切の洗浄水を使用しない。出口に向かって上り傾斜であることと、原水の戻り管を有していることから回収した固形物に汚水が混入する事が起きない構造である。コンパクト設計で、臭気対策も容易なことからビルの地下施設や食品工場で採用される。特に野菜くず、水産加工の鱗、食肉加工場なので肉片などの比較的大きな固形物の除去に適した製品である。

製品の特長

  • その1
    稼働プレートと固定プレートから成る1組のろ過部の特徴は、①目詰まりしない②洗浄水が要らない。③油分に強い。また、ろ過部が出口に向かって傾斜していること、更に一定水位を超えると原水の戻り管により原水が戻る構造としたため、固形物と共に汚水が流れ出るトラブルが起きない。
  • その2
    シサかごを内蔵して全カバータイプにした事で、鳥や猫などの小動物が近寄らず、臭気対策もしやすい。景観を重視する場合には最適である。
  • Point01
    小スペース・コンパクト設計
  • Point02
    日常運転管理が簡単
  • Point03
    屋外設置可
  • Point04
    目詰まりが無い。
    洗浄水不要はジャステックだけ
  • Point05
    要部SUS製で
    耐久性が高い
  • Point06
    消費電力が小さい
  • Point07
    全カバー型で景観重視
  • Point08
    スクリーン廻りが汚れない
  • Point09
    毎日の洗浄作業は不要

脱水原理

稼働プレートと固定プレートがそれぞれ交互に組み合い、平面上のろ過面を形成します。プレート間には隙間があり、この隙間から水を排出すると同時に、プレートの円運動によって、凝集物(フロック)の搬送を行います。加えて、ろ過面を覆うように加圧板が取り付けられているため、搬送されるフロックは出口に近づくにつれて、圧密状態となります。内圧が高まり、圧搾脱水されることで、脱水ケーキを排出します。
SPATONテクノロジーについて詳しく知る

↓製品仕様↓

対象汚水 濃度範囲 最大清水通水量 油分 シサカゴ・全カバー 標準目幅
油分を含む
夾雑物含む汚水
2000㎎/㍑以下 160m3/時 適応有 OK 1.00mm

オススメする市場と課題とその解決方法

業界 お悩み課題 解決方法
水産加工廃水 ウロコや内蔵及び魚脂による既存設備の傾斜式スクリーンの目詰まり解消させるための洗浄水量が非常に大きな問題であった。 DSモデルは洗浄水不要である。
カット野菜廃水 キャベツ・白菜・もやし等のカット野菜の屑によって、目詰まりが起きて固液分離出来ない。 DSモデルは洗浄水不要である。