HALF SCREEN VDCシリーズ

養豚用高濃度原水向け細目スクリーン
養豚用高濃度原水向け細目スクリーン 養豚原水
公称長さ600㎜の2組のプレートを交互に配置させ入り口側から出口に向かって傾斜させ構成したろ過部を連続的に平行運動を行うことで、出口方向に固形物を搬送すると同時に固液分離させることが出来る。この時、一切の洗浄水を使用しない。出口に向かって上り傾斜であることと、原水の戻り管を有していることから回収した固形物側に汚水が混入する事が起きない構造である。ある。また、ふん尿混合などの汚水のようにSS30000㎎/㍑のふん尿であっても、目詰まりすることなく連続的にスクリーニングする事が出来る。

製品の特長

  • その1
    ろ過部となる独自のスクリーン部は、目詰まりする事が無く、一切の洗浄水を使用しない。また、ろ過部となる主要部を交換するようなことが起きない為極めて経済性に優れている
  • その2
    ろ過部は出口に向かって、僅かな傾斜となっている事と、原水の戻り管を有するために固形物と汚水が一緒に流れ出ることが起きない。
  • Point01
    汚泥槽の液位連動による
    自動運転が可能。
  • Point02
    据付・配管・配線が簡単
  • Point03
    連続運転対応可能
  • Point04
    少スペース・コンパクト設計
  • Point05
    日常運転管理が簡単
  • Point06
    屋外設置可
  • Point07
    目詰まりが無い。
    洗浄水不要はジャステックだけ
  • Point08
    要部SUS製で
    耐久性が高い
  • Point09
    消費電力が小さい

脱水原理

稼働プレートと固定プレートがそれぞれ交互に組み合い、平面上のろ過面を形成します。プレート間には隙間があり、この隙間から水を排出すると同時に、プレートの円運動によって、凝集物(フロック)の搬送を行います。加えて、ろ過面を覆うように加圧板が取り付けられているため、搬送されるフロックは出口に近づくにつれて、圧密状態となります。内圧が高まり、圧搾脱水されることで、脱水ケーキを排出します。
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↓製品仕様↓

対象汚水 濃度範囲 最大清水通水量 夾雑物 シサカゴ・全カバー 標準目幅
養豚原水 5000~40000㎎/㍑ 240m3/時 OK水中ポンプを通過できる範囲 無し 1.00mm

オススメする市場と課題とその解決方法

業界 お悩み課題 解決方法
養豚場 トン毛がろ過部に刺さり、目詰まりの原因となる。 独自技術によりスクリーン部が稼働することで一切の目詰まりが無し
パーラー廃水 夾雑物が多くて目詰まりが激しくて固液分離出来ない 水中ポンプを通過する程度の藁の混入であれば固液分離に支障はない。