スパトン SPATON脱水機 MVPシリーズ

高分子自動溶解機付き汚泥脱水機
汚泥脱水機/汚泥濃縮機 生物処理余剰汚泥
余剰汚泥を脱水するために必要な設備を全て、1つに組み込んで、誰でもスイッチ一つで自動で運転出来る製品として仕上げたこと。また、製品をコンパクトにまとめたことにより市販物置に配置可能となり、建設費の圧縮と、工期を短縮させた。結果的に、小規模な汚泥設備の導入コストを大幅に下げることに繋がった。特に初めての汚泥処理行うユーザー或いは、専任の設備担当が居ない事業場に最適なユニット型の製品である。

製品の特長

  • その1
    初めて汚泥脱水機を扱うユーザーに親切で、簡単な運転操作出来るに配慮してあるユニット製品である。その一部として、運転スイッチは、1つだけ【自動】の選択するだけで運転スタート。何かしらの異常が発生しても、操作盤表面に状態表示され、自動で停止。管理者であるユーザーさんが日常的に行うことは、センサーの汚れのチェック及び薬品補充と脱水ケーキとして排出されたコンテナの交換作業となります。
  • その2
    多くの事業場の場合には、限られた狭い設置スペースの中で汚泥脱水機を配置する必要がある。MVPモデルの場合は、業界最小の市販物置9.83m2に時間処理能力600㍑の脱水機の設置可能としました。この実現によって、建築費用が大きく削減され、更に建物は建築確認が不要となります。
  • Point01
    サービスタンク付きで設置場所の
    自由度が高い。
  • Point02
    汚泥槽の液位連動による
    自動運転が可能。
  • Point03
    据付・配管・配線工事が簡単
    かつ、工期が短く建設コスト削減
  • Point04
    省スペース・コンパクト設計
    設置面積は従来比40%ダウン
  • Point05
    要部SUS製で
    耐久性が高い
  • Point06
    自動溶解機付きのため
    連続運転対応可能
  • Point07
    目詰まりが無い。
    洗浄水不要はジャステックだけ
  • Point08
    僅か1.26kWh
    従来比40%削減
  • Point09
    オールインワンで
    日常の運転管理が簡単

脱水原理

稼働プレートと固定プレートがそれぞれ交互に組み合い、平面上のろ過面を形成します。プレート間には隙間があり、この隙間から水を排出すると同時に、プレートの円運動によって、凝集物(フロック)の搬送を行います。加えて、ろ過面を覆うように加圧板が取り付けられているため、搬送されるフロックは出口に近づくにつれて、圧密状態となります。内圧が高まり、圧搾脱水されることで、脱水ケーキを排出します。
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↓製品仕様↓

濃度範囲 汚泥処理量 ケーキ含水率 SS回収率 使用薬品
生物処理余剰汚泥 1.0~2.0% ~600㍑/H
~6㎏-ds/H
85%以下 95%以上 ポリ硫酸第二鉄
+高分子凝集剤

オススメする市場と課題とその解決方法

業界 お悩み課題 解決方法
食品小規模事業場
セントラルキッチン
学校給食センター
初めての汚泥処理設備を扱うユーザーであり、 施設専門の担当者はいないため汚泥処理設備導入に不安がある。 設備を全て組み込みユニット化して、素人でもスイッチ1つで自動運転できるように解りやすくした
1日の汚泥発生量は、5m3以下であり、設備の設置スペースも限定される 省スペース・コンパクト設計で市販物置設置可能